リコーでは複合機に搭載する機能を提供しています。その機能の中には、セキュリティ対策に効果的なものや作業効率を高めるものなどがあり、企業にとって導入するメリットが大きいものも多くあります。

そこで今回は、リコーの複合機に搭載できる最新機能をご紹介しつつ、企業がこの機能を導入するメリットを解説していきます。年々、複合機の機能は多様化しています。皆さんも自社に必要な機能の導入を検討してみてください。

1、リコーの複合機に搭載できる最新機能

リコーの複合機に搭載できる最新機能

リコーでは複合機に搭載できる機能を多く提供しています。近年、複合機に求められる機能が多くなってきていることもあって、リコーでもセキュリティ面や作業効率を向上させるような最新機能が増えています。

企業としては、複合機のように日々の業務で使用する機能を充実させることで、さまざまなメリットがあります。そこでここからは、リコーの複合機に搭載できる最新機能をご紹介していきます。

1-1、簡単に文書のマスキングができる【RICOH カンタンマスキングアプリ】

リコーが提供している最新機能に「RICOH カンタンマスキングアプリ」があります。この機能は、簡単に文書にマスキングを施すことが可能な機能で、文書に書かれている個人情報や機密情報を簡単に隠すことができるものです。

今までは、マスキング作業は手作業で塗りつぶしてコピーするか事前にマスキングされたケースに文書を入れてコピーする方法が一般的でした。

しかし、この機能を使用すればマスキングする箇所を指定してコピーするだけで作業が完了。マスキングの範囲も広くできますし、文字数も自由に変えられます。

また、マスキングする箇所は記憶させることができるので、大量に同じフォーマットにマスキングが必要なときでもいちいちすべての文書にマスキングをする必要はありません。このように、この機能を導入することで今までにマスキング作業にかかっていた時間を短縮し作業効率を高めることができます。

1-2、ファクスをどこでも閲覧可能【RICOH e-Sharing Box】

リコーが提供している最新機能に「RICOH e-Sharing Box」があります。この機能は、ファクスをはじめとするデータを社外でも閲覧できるようにするものです。

一般的な複合機では、複合機内のデータや受信したファクスを閲覧しようと思ったら一度社内に帰ってきて閲覧する必要があります。しかし、この機能を使えば外出先からでも保存されている資料を閲覧可能です。

特にファクスに関しては、緊急の要件の場合にはすぐに対処しないといけません。外出先からファクスを確認できるというのは業務を効率よく進めることにつながります。

また、保存されている資料を編集して保存し直すこともできるので、外出先でも仕事を進めることが出来るというメリットもあります。その他、動画の再生や資料のお気に入り登録機能もあるので、非常に便利です。

1-3、厳密な本人確認ができる【imagio個人認証キット タイプF2-it/タイプF2】

リコーの提供している最新機能に「imagio個人認証キット タイプF2-it/タイプF2」があります。この機能は、複合機に生体認証(指静脈)を採用することで本人確認を行って利用者のなりすましを防ぐというものです。

複合機のセキュリティ対策としてICカード認証がありますが、この場合にはICカードをかざすと利用できるため、万が一ICカードが盗まれるなどした場合には複合機を利用できてしまいます。

しかし、この機能では生体認証を導入しているので厳密な本人確認ができ、より高いセキュリティ体制を取ることが可能です。重要機密を多く扱っている企業やセキュリティ対策を万全にしたい企業の方におすすめの機能です。

2、リコーの最新機能を導入するメリット

リコーの最新機能を導入するメリット

リコーの最新機能は非常に便利なものが多いですが、導入するメリットとは何なのでしょうか?複合機に機能を搭載するには費用がかかるので、企業としては費用対効果が気になるところですよね。

実は、リコーが提供している機能には、仕事の効率アップやセキュリティを向上させる効果が期待できるのです。そこでここからは、リコーの最新機能を導入するメリットをご紹介していきます。

2-1、日々の作業効率のアップ

リコーの最新機能を導入することで、日々の作業効率をアップさせるというメリットがあります。先ほども解説した通り、マスキングを自動で行ってくれる機能もあるので普段の作業時間を短縮することが可能です。

少しの時間短縮ではありますが、複合機を日常で多く使用する企業では効果が高いです。また、社外から複合機内のデータを閲覧できる機能を利用することで、一度帰社する手間がかかりません。仕事全体の効率を向上させることができるので、企業としてメリットがかなり大きいです。

2-2、情報漏洩やデータ改ざんのリスクの軽減

リコーの最新機能を使用することで、情報漏洩やデータの改ざんのリスクを軽減するというメリットがあります。リコーの最新機能には、今回紹介した生体認証や今回は紹介していませんがICカード認証といった複合機のセキュリティを高めるものがあります。

複合機を誰でも使用できる状態にしておくことは、セキュリティ上良くありません。複合機内のデータが流出したり改ざんされたりする危険も。リコーの機能を導入することで、複合機を使用できる人をしっかりと制限することができます。

企業には情報漏洩やデータの改ざんなどのリスクを軽減することが求められているので、リコーの機能をうまく利用してセキュリティを高めると良いでしょう。

3、まとめ

ここまでで、リコーが提供している複合機に搭載できる最新機能をご紹介してきました。リコーが提供している機能の中には、複合機のセキュリティの向上が期待できるものや資料作成などの作業効率のアップが期待できるものがあります。

企業にとっては、複合機に機能を追加するには費用が必要ですが、それ以上に導入するメリットは大きいです。また、特に複合機のセキュリティ対策は重要で情報流出してしまうと企業の信頼を失ってしまいかねません。皆さんも複合機を導入するときには、リコーの機能を検討してみてはいかがでしょうか。